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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻6号

2010年06月発行

今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた

知っておきたい酸塩基・電解質の生理学の基本

カリウム代謝異常

著者: 森實隆司1 門川俊明2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 2慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター

ページ範囲:P.936 - P.938

文献概要

ポイント

★カリウム(K)は細胞内の主要な電解質であり,体内の総K量の約98%が細胞内に存在する.

★K代謝異常の病態を把握するためには,「細胞内外のKの移動」と「腎臓からのK排泄」に注目する.

★アルドステロン活性を評価するうえで,TTKGが臨床上有用である.

参考文献

1)Rose BD, et al:Clinical Physiology of Acid-base and Electrolyte Disorders, McGraw-Hill Campany, Inc., New York, 2000
2)柴垣有吾:より理解を深める! 体液電解質異常と輸液,3版,中外医学社,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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