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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻6号

2010年06月発行

文献概要

今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた 知っておきたい酸塩基・電解質の生理学の基本

カルシウム・リン・マグネシウム代謝

著者: 濱野高行1

所属機関: 1ペンシルバニア大学臨床疫学・生物統計学センター

ページ範囲:P.946 - P.950

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ポイント

★カルシウム(Ca)・リン(P)・マグネシウム(Mg)代謝は,いずれも腸管吸収,骨との平衡,腎臓からの排泄に3つの要素に依存する.

★ほかにrefeeding syndromeでみられるような細胞内へのシフトがPとMgにはある.

★尿細管での再吸収が腎臓からの排泄量の大きな決定因子で,ホルモンがこれを支配する.

★骨細胞由来のP利尿ホルモンFGF-23は,生理的なP代謝の理解にも欠かせない因子である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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