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文献概要
今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた 身体所見と検査で電解質を診る
内分泌検査はどのような場合に必要か,どう役立てるのか
著者: 能登洋1
所属機関: 1国立国際医療研究センター病院糖尿病・代謝症候群診療部
ページ範囲:P.972 - P.975
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★検査は臨床的文脈のなかで初めて解釈可能で意味をもつ.
★病歴,症状,身体所見,一般検査で鑑別診断を絞ったうえで内分泌的検査が必要となる.
★内分泌検査を系統的に実施すると的確な侵襲検査を選択でき,リスクを最小限にできる.
★検査は臨床的文脈のなかで初めて解釈可能で意味をもつ.
★病歴,症状,身体所見,一般検査で鑑別診断を絞ったうえで内分泌的検査が必要となる.
★内分泌検査を系統的に実施すると的確な侵襲検査を選択でき,リスクを最小限にできる.
参考文献
1)能登 洋:臨床統計はじめの一歩,羊土社,2008
2)能登 洋:日常診療にすぐに使える臨床統計学,羊土社,2005
3)Weinberger MH, et al:The diagnosis of primary aldosteronism and separation of two major subtypes. Arch Intern Med 153:2125-2129,1993
4)能登 洋:クッシング症候群.治療87:2601-2607, 2005
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