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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻6号

2010年06月発行

今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた

座談会

酸塩基平衡・電解質異常―治療につながる診かた・考えかた

著者: 柴垣有吾1 横井徹2 相馬友和34 田川美穂5

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院腎臓・高血圧内科 2横井内科医院 3東北大学大学院腎高血圧内分泌学分野 4東北大学大学院医化学分野 5京都桂病院腎臓内科

ページ範囲:P.1072 - P.1084

文献概要

酸塩基平衡・電解質異常は,概念的で多様かつ複雑なことから,非常に難しくとっつきにくい印象を抱かれる.しかし,さまざまな原疾患によって起こり,程度の差こそあれ,どの診療科でも遭遇するcommon problemである.臨床現場では,輸液や薬剤による医原性の異常が跡を絶たないことからも,すべての医師がある程度の知識をもつ必要がある.

酸塩基平衡・電解質異常をどう考え,診断・治療に結びつけるか.また,医原性の異常を引き起こさないために必要な知識はなにか.本座談会では,臨床経験を元に開業医,研修医,勤務医の立場からの意見を伺いながら,内科医にとっての酸塩基平衡・電解質のminimum requirementを探りたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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