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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻7号

2010年07月発行

文献概要

今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 指標やバイオマーカーの妥当性と診療への応用

外来血圧,家庭血圧,24時間血圧などさまざまな血圧の指標―どれをどのように診察に使っていくか

著者: 中野真宏1 苅尾七臣1

所属機関: 1自治医科大学内科学講座循環器内科部門

ページ範囲:P.1170 - P.1175

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ポイント

★血圧測定には,診察室(外来)血圧,家庭血圧,24時間自由行動下血圧(ABPM)がある.

★高血圧基準値は,診察室(外来)血圧,家庭血圧,24時間自由行動下血圧で異なる.

★高血圧診療では,仮面高血圧,白衣高血圧の存在を常に意識する.

★血圧日内変動パターンや夜間血圧,早朝血圧,職場血圧などに対しても注目する.

★診察室外血圧測定を用いて,24時間にわたって,血圧レベルを十分下げるようにすることが重要である.

参考文献

1)2009年日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,日本高血圧学会,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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