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今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 指標やバイオマーカーの妥当性と診療への応用
外来血圧,家庭血圧,24時間血圧などさまざまな血圧の指標―どれをどのように診察に使っていくか
著者: 中野真宏1 苅尾七臣1
所属機関: 1自治医科大学内科学講座循環器内科部門
ページ範囲:P.1170 - P.1175
文献購入ページに移動★血圧測定には,診察室(外来)血圧,家庭血圧,24時間自由行動下血圧(ABPM)がある.
★高血圧基準値は,診察室(外来)血圧,家庭血圧,24時間自由行動下血圧で異なる.
★高血圧診療では,仮面高血圧,白衣高血圧の存在を常に意識する.
★血圧日内変動パターンや夜間血圧,早朝血圧,職場血圧などに対しても注目する.
★診察室外血圧測定を用いて,24時間にわたって,血圧レベルを十分下げるようにすることが重要である.
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