文献詳細
文献概要
今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 指標やバイオマーカーの妥当性と診療への応用
二次性高血圧
著者: 髙橋克敏1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
ページ範囲:P.1188 - P.1193
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★原発性アルドステロン症は,血清カリウム正常のことが少なくない.
★クッシング症候群は,皮膚菲薄化や易出血性など,特徴的な身体所見を呈する.
★褐色細胞腫の高血圧は,発作性,持続性などさまざまで,正常血圧で副腎偶発腫のみの場合もある.
★睡眠時無呼吸症候群のヒントは,肥満,いびき,小顎症である.
★高齢者の血圧上昇時は,NSAIDなどの薬剤性高血圧や腎血管性高血圧も考える.
★原発性アルドステロン症は,血清カリウム正常のことが少なくない.
★クッシング症候群は,皮膚菲薄化や易出血性など,特徴的な身体所見を呈する.
★褐色細胞腫の高血圧は,発作性,持続性などさまざまで,正常血圧で副腎偶発腫のみの場合もある.
★睡眠時無呼吸症候群のヒントは,肥満,いびき,小顎症である.
★高齢者の血圧上昇時は,NSAIDなどの薬剤性高血圧や腎血管性高血圧も考える.
参考文献
1)原発性アルドステロン症の診断治療ガイドライン―2009―.日本内分泌学会.2010年5月.http://square.umin.ac.jp/endocrine/rinsho_juyo/index.html
2)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会.高血圧治療ガイドライン2009,ライフ・サイエンス出版,2009
3)Mulatero P, et al:Increased diagnosis of primary aldosteronism, including surgically correctable forms, in centers from five continents. J Clin Endocrinol Metab 89:1045-1050, 2004
4)Rossi GP, et al:A prospective study of the prevalence of primary aldosteronism in 1,125 hypertensive patients. J Am Coll Cardiol 48:2293-2300, 2006
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