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今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 診療に役立つ病態生理の基本を理解しよう
動脈硬化と血管内皮,炎症,酸化ストレス
著者: 井上晃男1
所属機関: 1獨協医科大学心臓・血管内科
ページ範囲:P.1210 - P.1212
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★動脈硬化の進展機序には血管内皮機能障害,炎症,酸化ストレスが密接に関与している.
★血管内皮は動脈硬化に対してバリアの役目をもつ.
★動脈硬化の進展機序における炎症の場では,接着分子が重要な役割をもつ.
★酸化ストレスの亢進が血管障害を引き起こし,動脈硬化を促進する.
★動脈硬化の進展機序には血管内皮機能障害,炎症,酸化ストレスが密接に関与している.
★血管内皮は動脈硬化に対してバリアの役目をもつ.
★動脈硬化の進展機序における炎症の場では,接着分子が重要な役割をもつ.
★酸化ストレスの亢進が血管障害を引き起こし,動脈硬化を促進する.
参考文献
1)Inoue T, Node K:Vascular failure;A new clinical entity for vascular disease. J Hypertens 24:2121-2130, 2006
2)Matsuoka H:Endothelial dysfunction associated with oxidative stress in human. Diabetes Res Clin Pract 54(suppl 2):65-72, 2001
3)Libby P:Inflammation and atherosclerosis. Circulation 105:1135-1143, 2002
4)Kinlay S, et al:Inflammation, the endothelium, and the acute coronary syndrome. J Cardiovasc Pharmacol 32(Suppl 3):S62-S66, 1998
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