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今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 一筋縄ではいかない高血圧診療
高血圧を有する入院患者への対処:緊急症,脳血管障害
著者: 山本晴子1
所属機関: 1独立行政法人国立循環器病研究センター臨床研究部
ページ範囲:P.1268 - P.1271
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★急性期脳梗塞では,降圧は必要な場合にのみ慎重に行う.
★急性期脳出血では,積極的な降圧を行ってよいが予後への影響はいまだ不明である.
★急性期を脱してからは,積極的かつ長期的な血圧管理が再発予防に重要である.
★急性期脳梗塞では,降圧は必要な場合にのみ慎重に行う.
★急性期脳出血では,積極的な降圧を行ってよいが予後への影響はいまだ不明である.
★急性期を脱してからは,積極的かつ長期的な血圧管理が再発予防に重要である.
参考文献
1)篠原幸人,他(編):脳卒中治療ガイドライン2009,協和企画,2009
2)Adams HP, et al:Guidelines for the early management of adults with ischemic stroke. Stroke 38:1655-1711, 2007
3)Broderick J, et al. Guidelines for the management of spontaneous intracerebral hemorrhage in adults 2007 update. Stroke 38:2001-2023, 2007
4)The European Stroke Organisation(ESO)Executive Committee and the ESO Writing Committee:Guidelines for management of ischaemic stroke and transient ischaemic attack 2008. Cerebrovasc Dis 25:457-507, 2008
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