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文献概要
今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 一筋縄ではいかない高血圧診療
治療抵抗性高血圧への対処
著者: 大石充1
所属機関: 1大阪大学老年・腎臓内科学
ページ範囲:P.1276 - P.1279
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★治療抵抗性高血圧とは降圧利尿薬を含む3剤以上の降圧薬を用いても至適血圧に達しないものを指す.
★偽性高血圧を含めて確実に血圧測定がなされているかも重要である.
★睡眠時無呼吸症候群と原発性アルドステロン症は意外と多いため注意が必要.
★AB/CDアルゴリズムを用いて理論的な降圧薬の選択を試みることも必要である.
★どうしても下がらない場合には高血圧専門医に紹介することも必要である.
★治療抵抗性高血圧とは降圧利尿薬を含む3剤以上の降圧薬を用いても至適血圧に達しないものを指す.
★偽性高血圧を含めて確実に血圧測定がなされているかも重要である.
★睡眠時無呼吸症候群と原発性アルドステロン症は意外と多いため注意が必要.
★AB/CDアルゴリズムを用いて理論的な降圧薬の選択を試みることも必要である.
★どうしても下がらない場合には高血圧専門医に紹介することも必要である.
参考文献
1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会.高血圧治療ガイドライン2009.ライフサイエンス社,2009
2)Williams B, et al:Guidelines for management of hypertension:report of the fourth working party of the British Hypertension Society, 2004-BHS IV. J Hum Hypertens 18:139-185, 2004
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