icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina47巻7号

2010年07月発行

文献概要

今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと 座談会

高血圧のエビデンスをどう診療に生かすか

著者: 植田真一郎1 菊池健次郎2 中山雅文3 𡈽橋卓也4

所属機関: 1琉球大学大学院医学研究科臨床薬理学 2北海道循環器病院 3中山内科・循環器科クリニック 4国立病院機構九州医療センター高血圧内科

ページ範囲:P.1280 - P.1293

文献購入ページに移動
高血圧に関する臨床試験や観察研究は多く存在しているが,実際にそれを診療に取り入れようとすると,どのエビデンスを根拠にして治療方針を決めていけばよいのかはっきりしないというケースも多くみられる.

その理由はさまざまであるが,本座談会では,日々多様な患者を目の前にして診療を行っている読者が,混乱することなくエビデンスを活用していけるよう,高血圧診療のスペシャリストに現実的な対処法を語っていただいた.

参考文献

1)ACCORD Study Group: Effects of intensive blood-pressure control in type 2 diabetes mellitus. N Engl J Med 362: 1575-1585, 2010
2)Bibbins-Domingo K, Chertow GM. Coxson PG, etal: Projected effect of dietary salt reductions on fu-ture cardiovascular disease. N Engl J Med 362: 590-599, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?