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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻8号

2010年08月発行

文献概要

今月の主題 呼吸不全の診療 呼吸不全の患者の診かた

画像診断―肺胞性陰影と間質性陰影を中心に

著者: 長谷川瑞江1 酒井文和1

所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター画像診断科

ページ範囲:P.1371 - P.1374

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ポイント

★肺胞性陰影と間質性陰影に分類するパターン認識は広く知られている手法であるが,その限界も認識したうえで使用する必要がある.

★肺胞性陰影は,辺縁が不明瞭,早期から融合傾向があり,気管支透亮像が認められるといった特徴がある.

★間質性陰影は,Kerley線,網状陰影,結節状陰影,網状結節状陰影,すりガラス陰影などさまざまな所見を呈する.

参考文献

1)堀信一,粟井和夫,大西裕満(訳):フェルソン 読める! 胸部X線写真―楽しく読める基礎と実践,第2版,診断と治療社,2007(Goodman L:Felson's Principles of Chest Roentgenology, 2nd, Elsevier, 2006)
2)酒井文和:胸部単純X線診断をきわめる,秀潤社,2007
3)酒井文和:CTから学ぶ胸部単純撮影,克誠堂出版,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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