文献詳細
今月の主題 呼吸不全の診療
呼吸不全の患者の診かた
文献概要
ポイント
★呼吸不全の患者を診るときは,病歴にある呼吸機能検査結果から換気機能障害の分類とその重症度,経時的変化を把握する.
★フローボリューム曲線のパターンは疾患の特徴を表している.
★安静時の低酸素血症が軽度あるいはなくても,労作時に低酸素血症を呈する場合がある.労作が強いほど低酸素血症が出現しやすい.
★動脈血ガス分析で低酸素血症を認めた場合は,PaCO2,AaDO2開大の有無,pHから病態を解釈する.
★呼吸不全の患者を診るときは,病歴にある呼吸機能検査結果から換気機能障害の分類とその重症度,経時的変化を把握する.
★フローボリューム曲線のパターンは疾患の特徴を表している.
★安静時の低酸素血症が軽度あるいはなくても,労作時に低酸素血症を呈する場合がある.労作が強いほど低酸素血症が出現しやすい.
★動脈血ガス分析で低酸素血症を認めた場合は,PaCO2,AaDO2開大の有無,pHから病態を解釈する.
参考文献
1)臨床評価,日本呼吸器学会肺生理専門委員会(編):呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー,フローボリューム曲線,肺拡散能力―, pp 44-53,メディカルレビュー社,2004
2)日本呼吸器学会肺生理専門委員会,日本呼吸管理学会酸素療法ガイドライン作成委員会(編):酸素療法ガイドライン,pp 72-81,メディカルレビュー社,2006
3)藤本圭作:慢性呼吸不全とその対応,日本呼吸器学会肺生理専門委員会(編):臨床呼吸機能検査,第7版,pp 260-268,メディカルレビュー社,2008
掲載誌情報