文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸不全の診療 呼吸不全を招く疾患
細菌性肺炎
著者: 米丸亮1
所属機関: 1神奈川県厚生連伊勢原協同病院
ページ範囲:P.1386 - P.1389
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★入院を要する市中肺炎や院内肺炎の多くは,細菌性肺炎である.
★市中肺炎では肺炎球菌,インフルエンザ桿菌,院内肺炎では黄色ブドウ球菌,緑膿菌,腸内細菌などが主な起炎菌である.
★細菌性肺炎の呼吸不全は,Ⅰ型を呈することが多い.
★高齢者での誤嚥性肺炎が増加している.
★肺炎診療ガイドラインに準じ,抗菌薬投与を中心とした治療を行う.
★入院を要する市中肺炎や院内肺炎の多くは,細菌性肺炎である.
★市中肺炎では肺炎球菌,インフルエンザ桿菌,院内肺炎では黄色ブドウ球菌,緑膿菌,腸内細菌などが主な起炎菌である.
★細菌性肺炎の呼吸不全は,Ⅰ型を呈することが多い.
★高齢者での誤嚥性肺炎が増加している.
★肺炎診療ガイドラインに準じ,抗菌薬投与を中心とした治療を行う.
参考文献
1)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:成人市中肺炎診療ガイドライン(ポケット判),日本呼吸器学会,2005
2)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:成人院内肺炎診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2008
3)米丸 亮:Liquid biopsyによる肺感染症の診断.気管支学26:17-21, 2004
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