文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸不全の診療 呼吸不全を招く疾患
喘息
著者: 松倉聡1 足立満1
所属機関: 1昭和大学医学部呼吸器アレルギー内科
ページ範囲:P.1395 - P.1398
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★喘息発作時には適切かつ迅速な初期評価が大切である.
★発作の初期にはⅠ型呼吸不全を,進行するとⅡ型呼吸不全を生ずることが多い.
★発作時には気管支拡張薬に加え,ステロイド全身投与が必要な場合も多い.
★発作改善後も,喘息長期管理の指導を行い,喘息の増悪や難治化を予防する重要性を患者に説明する.
★喘息発作時には適切かつ迅速な初期評価が大切である.
★発作の初期にはⅠ型呼吸不全を,進行するとⅡ型呼吸不全を生ずることが多い.
★発作時には気管支拡張薬に加え,ステロイド全身投与が必要な場合も多い.
★発作改善後も,喘息長期管理の指導を行い,喘息の増悪や難治化を予防する重要性を患者に説明する.
参考文献
1)社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会:喘息予防・管理ガイドライン2009(JGL2006)
2)Cydulka RK, et al:Comparison of single 7.5-mg dose treatment vs sequential multidose 2.5-mg treatments with nebulized albuterol in the treatment of acute asthma. Chest 122:1982-1987, 2002
3)Nakano J, et al:Aminophilline suppress the release of chemical mediators in treatment of acute asthma. Respir Med 100:542-550, 2006
4)Littenberg B, Gluck EH:A controlled trial of methylprednisolone in the emergency treatment of acute asthma. N Engl J Med 314:150-152, 1986
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