文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸不全の診療 治療
呼吸不全に対する理学療法
著者: 黒澤一1
所属機関: 1東北大学病院産業医学分野
ページ範囲:P.1448 - P.1452
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★呼吸理学療法は呼吸リハビリテーションの基本プログラムのうちの1つである.
★運動療法のコンディショニングに含まれる内容が大半で,排痰手技もその中に入ると解釈される.
★呼吸トレーニング,胸部に対するアプローチ,四肢のケアなどは,離床のための基礎的なケアとなっている.
★排痰手技は体位ドレナージに呼吸介助を加えるものを基本とする.
★呼吸理学療法は呼吸リハビリテーションの基本プログラムのうちの1つである.
★運動療法のコンディショニングに含まれる内容が大半で,排痰手技もその中に入ると解釈される.
★呼吸トレーニング,胸部に対するアプローチ,四肢のケアなどは,離床のための基礎的なケアとなっている.
★排痰手技は体位ドレナージに呼吸介助を加えるものを基本とする.
参考文献
1)日本呼吸管理学会,日本呼吸器学会,日本理学療法士協会:呼吸リハビリテーションマニュアル―運動療法,照林社,2003
2)McCool FD, Rosen MJ:Nonpharmacologic Airway Clearance Therapies;ACCP Evidence-Based Clinical Practice Guidelines. Chest 129:250-259, 2006.
3)松本香好美,他:呼吸理学療法が重症肺気腫患者の肺気量に及ぼす即時的効果についての検討.総合リハ 32:577-582,2004
4)黒澤 一,佐野裕子:呼吸リハビリテーションDVD付き―基礎概念と呼吸介助手技,学研,2006
5)安藤守秀,岡澤光芝,榊原博樹:胸部理学療法に関する今日的考え方.日呼管誌 11:302-312,2001
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