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文献詳細

雑誌文献

medicina47巻8号

2010年08月発行

文献概要

REVIEW & PREVIEW

C型肝炎に対する抗ウイルス療法

著者: 柴田実1

所属機関: 1柴田内科・消化器科クリニック

ページ範囲:P.1480 - P.1482

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ガイドラインと治療上の新知見

 C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって発症する肝疾患であり,全国に約200万人の患者がいる.HCVに初感染すると約3割は急性感染で治癒するが,残りの7割は持続感染(慢性肝炎)となる.慢性肝炎の一部は20~30年かけて肝硬変に進展し,最終的には肝癌を合併する.C型肝炎治療の目的は抗ウイルス薬によってHCVを体内から完全に排除し肝硬変,肝癌への進展を阻止することである.

参考文献

1)Watanabe S, et al:Prolonged treatment with pegylated interferon alpha 2b plus ribavirin improves sustained virological response in chronic hepatitis C genotype 1 patients with late response in a clinical real-life setting in Japan. Hepatol Res 40:135-144, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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