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C型肝炎に対する抗ウイルス療法
著者: 柴田実1
所属機関: 1柴田内科・消化器科クリニック
ページ範囲:P.1480 - P.1482
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ガイドラインと治療上の新知見
C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって発症する肝疾患であり,全国に約200万人の患者がいる.HCVに初感染すると約3割は急性感染で治癒するが,残りの7割は持続感染(慢性肝炎)となる.慢性肝炎の一部は20~30年かけて肝硬変に進展し,最終的には肝癌を合併する.C型肝炎治療の目的は抗ウイルス薬によってHCVを体内から完全に排除し肝硬変,肝癌への進展を阻止することである.
ガイドラインと治療上の新知見
C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって発症する肝疾患であり,全国に約200万人の患者がいる.HCVに初感染すると約3割は急性感染で治癒するが,残りの7割は持続感染(慢性肝炎)となる.慢性肝炎の一部は20~30年かけて肝硬変に進展し,最終的には肝癌を合併する.C型肝炎治療の目的は抗ウイルス薬によってHCVを体内から完全に排除し肝硬変,肝癌への進展を阻止することである.
参考文献
1)Watanabe S, et al:Prolonged treatment with pegylated interferon alpha 2b plus ribavirin improves sustained virological response in chronic hepatitis C genotype 1 patients with late response in a clinical real-life setting in Japan. Hepatol Res 40:135-144, 2009
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