文献詳細
文献概要
連載 外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル・11
励ましの伝え方:「がんばって」の使い方をまちがっていませんか
著者: 長谷川万希子1
所属機関: 1高千穂大学人間科学部
ページ範囲:P.1498 - P.1503
文献購入ページに移動若手の総合内科医にとって,面接がきわめて基礎的な力であると気づくのは,定時の外来を担当するようになってからではないでしょうか.限られた時間とリソースの中で,効率よく,診療の質を担保して,患者との関係を上手に築いていくことができないと,外来日はかなり悲惨な結果となります.食事もままならない,夕方遅くまで終わらない,病棟ナースから嫌な顔をされる…….こうならないように,コミュニケーションスキルを鍛えませんか.
本連載は『コミュニケーションスキルトレーニング――患者満足度向上と効果的な診療のために』(医学書院,2007)を執筆した私たちの仲間が,テキストでは十分に紹介できなかったことも含めて,誰でもが修得できるテクニックや,回避できるピットフォールをご紹介します.ご期待ください.
本連載は『コミュニケーションスキルトレーニング――患者満足度向上と効果的な診療のために』(医学書院,2007)を執筆した私たちの仲間が,テキストでは十分に紹介できなかったことも含めて,誰でもが修得できるテクニックや,回避できるピットフォールをご紹介します.ご期待ください.
参考文献
1)長谷川万希子,他:病院外来患者の疾病構造と受療継続に関する研究.家庭医療 3:12-22,1995
2)長谷川万希子,他:患者満足度による医療の評価.病院管理 30:31-41,1993
3):医師および病院に対する外来患者の満足度と継続受診意志におよぼす要因.日本公衆衛生誌 40:624-635,1993
4)前田泉:実践!患者満足度アップ,日本評論社,2005
5)松村真司,箕輪良行(編):コミュニケーションスキル・トレーニング―患者満足度の向上と効果的な診療のために,医学書院,2007
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