文献詳細
今月の主題 虚血性心疾患―プライマリケアは内科医が担う
エビデンスに基づいた二次予防のための薬物療法
文献概要
ポイント
★動脈硬化症の発症・進展には炎症が関与している.
★スタチンにはLDLコレステロール低下作用に加え,抗炎症作用が期待される.
★フィブラートは低HDLコレステロールおよび,高中性脂肪患者において,より効果が期待される.
★スタチンを用いる積極的脂質低下療法によるプラーク退縮が認められる.
★二次予防においては,積極的脂質低下療法が推奨される.
★動脈硬化症の発症・進展には炎症が関与している.
★スタチンにはLDLコレステロール低下作用に加え,抗炎症作用が期待される.
★フィブラートは低HDLコレステロールおよび,高中性脂肪患者において,より効果が期待される.
★スタチンを用いる積極的脂質低下療法によるプラーク退縮が認められる.
★二次予防においては,積極的脂質低下療法が推奨される.
参考文献
1)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版,2007
2)Okazaki S, et al:Early statin treatment in patients with acute coronary syndrome;Demonstration of the beneficial effect on atherosclerotic lesions by serial volumetric intravascular ultrasound analysis during half a year after coronary event;The ESTABLISH Study. Circulation 110:1061-1068, 2004
3)LaRosa JC, et al:Intensive lipid lowering with atorvastatin in patients with stable coronary disease. N Engl J Med 352:1425-1435, 2005
掲載誌情報