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文献概要
連載 手を見て気づく内科疾患・21
神経線維腫,神経線維腫症1型,レックリングハウゼン病
著者: 松村正巳1
所属機関: 1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科
ページ範囲:P.1521 - P.1521
文献購入ページに移動患 者:48歳,女性
病 歴:上行大動脈瘤,大動脈弁閉鎖不全の手術目的にて入院となった.
身体所見:両手に径0.5~2.0cmの柔らかく,圧痛のない腫瘤が多発している(図1).背部にも同様の腫瘤と,扁平,褐色の色素斑(カフェ・オ・レ斑)を認める(図2).
病 歴:上行大動脈瘤,大動脈弁閉鎖不全の手術目的にて入院となった.
身体所見:両手に径0.5~2.0cmの柔らかく,圧痛のない腫瘤が多発している(図1).背部にも同様の腫瘤と,扁平,褐色の色素斑(カフェ・オ・レ斑)を認める(図2).
参考文献
1)Oderich G, et al:Vascular abnormalities in patients with neurofibromatosis syndrome type I;Clinical spectrum, management, and results. J Vasc Surg 46:475-484, 2007
2)吉田雄一,他:神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)の診断基準およびガイドライン.日皮会誌118:1657-1666, 2008
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