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書評
―川久保 清 著―運動負荷心電図 第2版―その方法と読み方
著者: 井上博1
所属機関: 1富山大学大学院・内科学
ページ範囲:P.1635 - P.1635
文献購入ページに移動 畏友 川久保清君の運動負荷心電図のテキストが改訂された.著者は運動負荷心電図を専門とし,また一般市民を対象としたメディカルチェックにも長らく携わってきた.その経験を基にまとめられたものが本書である.
初版は2000年6月に上梓された.当時,そして現在も,運動負荷心電図に関する教科書で本書ほど実践的な内容を備えたものを評者は知らない.単著であるため,内容・記述が統一されていて,遺漏がない.多くの読者を得たとみえ増刷されること4回に及んでいる.初版は本文148頁のモノクロ印刷であったが,第2版では本文が163頁に増え2色印刷となった.初版で多くみられたSIDE MEMOの大部分が,第2版では本文として記載されており,2色化とあいまって読みやすくなった.初版より約10年が経過し,この間の進歩や新たなガイドライン,文献が追加されている.
初版は2000年6月に上梓された.当時,そして現在も,運動負荷心電図に関する教科書で本書ほど実践的な内容を備えたものを評者は知らない.単著であるため,内容・記述が統一されていて,遺漏がない.多くの読者を得たとみえ増刷されること4回に及んでいる.初版は本文148頁のモノクロ印刷であったが,第2版では本文が163頁に増え2色印刷となった.初版で多くみられたSIDE MEMOの大部分が,第2版では本文として記載されており,2色化とあいまって読みやすくなった.初版より約10年が経過し,この間の進歩や新たなガイドライン,文献が追加されている.
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