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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻1号

2011年01月発行

文献概要

今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う そう痒

激痒

著者: 峯垣裕介1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚生命科学講座

ページ範囲:P.12 - P.15

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ポイント

★そう痒が全身疾患の初発症状として出現することがあり,診断学的に重要である.

★激しいそう痒が長期間持続し治療に抵抗を示す場合,高頻度に背景疾患が存在する.

★そう痒を伴う悪性腫瘍のなかで最も頻度の高いものは,血液系の悪性腫瘍である.

★そう痒の原因として最も多いものは,生活習慣や老化に伴う皮膚の乾燥である.

参考文献

1)峯垣裕介・他:激しい掻痒が主症状であったT-cell prolymphocytic leukemiaの1例.臨皮63:593-596,2009
2)Magro CM, et al:T-cell prolymphocytic leukemia ; An aggressive T cell malignancy with freqnent cutaneous tropism. J Am Acad Dermatol 55:467-477, 2006
3)Zirwas MJ, et al:pruritus of unknown origin ; A retrospective study. J Am Acad Dermatol 45:892-896, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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