文献詳細
文献概要
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う そう痒
激痒
著者: 峯垣裕介1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚生命科学講座
ページ範囲:P.12 - P.15
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★そう痒が全身疾患の初発症状として出現することがあり,診断学的に重要である.
★激しいそう痒が長期間持続し治療に抵抗を示す場合,高頻度に背景疾患が存在する.
★そう痒を伴う悪性腫瘍のなかで最も頻度の高いものは,血液系の悪性腫瘍である.
★そう痒の原因として最も多いものは,生活習慣や老化に伴う皮膚の乾燥である.
★そう痒が全身疾患の初発症状として出現することがあり,診断学的に重要である.
★激しいそう痒が長期間持続し治療に抵抗を示す場合,高頻度に背景疾患が存在する.
★そう痒を伴う悪性腫瘍のなかで最も頻度の高いものは,血液系の悪性腫瘍である.
★そう痒の原因として最も多いものは,生活習慣や老化に伴う皮膚の乾燥である.
参考文献
1)峯垣裕介・他:激しい掻痒が主症状であったT-cell prolymphocytic leukemiaの1例.臨皮63:593-596,2009
2)Magro CM, et al:T-cell prolymphocytic leukemia ; An aggressive T cell malignancy with freqnent cutaneous tropism. J Am Acad Dermatol 55:467-477, 2006
3)Zirwas MJ, et al:pruritus of unknown origin ; A retrospective study. J Am Acad Dermatol 45:892-896, 2001
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