文献詳細
文献概要
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う 紫斑
下肢に多発する小さな紫斑
著者: 長縄真帆1
所属機関: 1一宮市立市民病院皮膚科
ページ範囲:P.49 - P.51
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★下肢の紫斑をみたら,浸潤を触れるかどうかで血管炎が起こっているのかどうか判別する.
★紫斑出現以前に上気道感染などの前駆症状があったかどうかを問診する.
★紫斑以外の消化器症状,関節症状,腎症状が出ていないか注意する.
★治療は基本は安静であるが,症状に応じてステロイド投与や血液凝固活性第XIII因子製剤の投与を行う.
★下肢の紫斑をみたら,浸潤を触れるかどうかで血管炎が起こっているのかどうか判別する.
★紫斑出現以前に上気道感染などの前駆症状があったかどうかを問診する.
★紫斑以外の消化器症状,関節症状,腎症状が出ていないか注意する.
★治療は基本は安静であるが,症状に応じてステロイド投与や血液凝固活性第XIII因子製剤の投与を行う.
参考文献
1)玉置邦彦(総編集):最新皮膚科学大系第4巻,紅斑・【さんずい参】出性紅斑 紫斑 脈管系の疾患,中山書店,2003
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