icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina48巻1号

2011年01月発行

文献概要

今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う 紫斑

好酸球増多を伴う紫斑,血疱

著者: 信藤肇1

所属機関: 1広島大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.52 - P.55

文献購入ページに移動
ポイント

★好酸球増多を伴う紫斑・血疱を診た場合は末梢神経障害の有無を確認する必要がある.

★血管炎症候群が疑われる皮膚所見がみられた際には積極的に皮膚生検を行う.

★Churg-Strauss症候群では好酸球増多はほぼ必発であり,MPO-ANCAの陽性率は半数程度である.

参考文献

1)Noth I, Strek ME, Leff AR:Churg-Strauss syndrome. Lancet 361:587-594, 2003
2)血管炎・血管障害ガイドライン作成委員会:血管炎・血管障害ガイドライン:日皮会誌118:2095-2187, 2008
3)武曾恵理:ガンマグロブリン大量療法の血管炎に対する効果.リウマチ科40:44-52, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら