文献詳細
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
潰瘍
文献概要
ポイント
★加重部に一致し,角質増殖とともにみられる皮膚潰瘍は糖尿病神経障害の関与を疑う.
★足趾間,足縁,趾根部に多発する皮膚潰瘍は動脈硬化性血管閉塞症の関与を疑う.
★糖尿病性潰瘍・壊疽をみたら神経障害,血流障害,感染についての病態評価を行う.
★糖尿病神経障害を基盤とする皮膚潰瘍の治療には加重の分散(免荷)がポイントである.
★血流障害を伴う皮膚潰瘍では血行再建術が潰瘍治療・救肢のポイントとして重要である.
★加重部に一致し,角質増殖とともにみられる皮膚潰瘍は糖尿病神経障害の関与を疑う.
★足趾間,足縁,趾根部に多発する皮膚潰瘍は動脈硬化性血管閉塞症の関与を疑う.
★糖尿病性潰瘍・壊疽をみたら神経障害,血流障害,感染についての病態評価を行う.
★糖尿病神経障害を基盤とする皮膚潰瘍の治療には加重の分散(免荷)がポイントである.
★血流障害を伴う皮膚潰瘍では血行再建術が潰瘍治療・救肢のポイントとして重要である.
参考文献
1)内村 功,渥美義仁(監訳):インターナショナルコンセンサス糖尿病足病変,pp 1-98,医歯薬出版,2000
2)日本糖尿病対策推進会議:日本における糖尿病患者の足外観異常および糖尿病神経障害の実態に関する報告,pp 1-14, 2008
3)宮島 進,中川幸延,山本志織:糖尿病性末梢血管障害における皮膚還流圧測定の有用性についての検討.日皮会誌117:297-302, 2007
掲載誌情報