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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻1号

2011年01月発行

文献概要

今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う 汗

発汗低下を伴う多発性の点状血管腫

著者: 今村和子1 安元慎一郎1 橋本隆1

所属機関: 1久留米大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.93 - P.96

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ポイント

★発汗低下の背景にはさまざまな基礎疾患が存在することが多い.

★Fabry病は治療可能となっており,早期発見が重要である.

★Fabry病の症状は多岐にわたるため,診断が困難な場合があり詳細な病歴聴取が不可欠である.

★Fabry病の被角血管腫の好発部位は腰殿部である.

参考文献

1)Uyama E, et al:Fabry disease in light of recent review. Brain Nerve 60:1235, 2008
2)Zarate YA, et al:Fabry's disease. Lancet 372:1427, 2008
3)松田聡子,足立厚子,堀川達弥:無汗症,乏汗症(減汗症).玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系17巻,付属器,口腔粘膜の疾患,pp 171-174,中山書店,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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