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連載 手を見て気づく内科疾患・25
爪の変形,萎縮,消失:円板状ループスによる爪の変化
著者: 松村正巳1
所属機関: 1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科
ページ範囲:P.3 - P.3
文献購入ページに移動患 者:60歳,女性
病 歴:32歳時に,発熱,顔,腕の紅斑,関節炎が出現した.全身性エリテマトーデスと診断され,ステロイドで加療された.37歳時には頭部,手にも皮疹が出現し,円板状ループス(discoid lupus)と診断された.現在,皮疹はおさまっている.
身体所見:右示指の爪は消失,中指の爪は著明な萎縮,環指の爪は変形している(図1).
病 歴:32歳時に,発熱,顔,腕の紅斑,関節炎が出現した.全身性エリテマトーデスと診断され,ステロイドで加療された.37歳時には頭部,手にも皮疹が出現し,円板状ループス(discoid lupus)と診断された.現在,皮疹はおさまっている.
身体所見:右示指の爪は消失,中指の爪は著明な萎縮,環指の爪は変形している(図1).
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