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文献概要
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 血液疾患の診断へのアプローチ
血栓傾向の鑑別診断
著者: 宮﨑浩二1
所属機関: 1北里大学医学部血液内科学
ページ範囲:P.1710 - P.1712
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★問診や臨床所見から,血栓性素因を予測して検索することが重要である.
★先天性血栓性素因があっても,後天性要因の可能性を慎重に吟味する.
★治療などが検査に影響するため,治療前の検体をできるだけ保存する.
★遺伝子検査は,保因者のメリットも期待できるが,きめ細かい対応が必要である.
★問診や臨床所見から,血栓性素因を予測して検索することが重要である.
★先天性血栓性素因があっても,後天性要因の可能性を慎重に吟味する.
★治療などが検査に影響するため,治療前の検体をできるだけ保存する.
★遺伝子検査は,保因者のメリットも期待できるが,きめ細かい対応が必要である.
参考文献
1)東原正明:血栓傾向.東原正明,須永真司(編):血液内科クリニカルスタンダード,第2版,pp19-24,文光堂,2008
2)東原正明:先天性血栓性素因.東原正明,須永真司(編):血液内科クリニカルスタンダード,第2版,pp275-279,文光堂,2008
3)森下英理子:先天性血栓性素因の診断の進め方.日血栓止血会誌19:416-421, 2008
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