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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻10号

2011年10月発行

今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために

血液疾患の診断へのアプローチ

白血球減少の鑑別診断

著者: 砥谷和人1

所属機関: 1高知大学医学部附属病院血液呼吸器内科

ページ範囲:P.1718 - P.1721

文献概要

ポイント

★白血球減少症は好中球減少症と同義的に取り扱われる.

★好中球絶対数<500/μlでは感染のリスクが高くなる.

★白血球減少に貧血や血小板減少を伴っている場合は重篤な血液疾患の可能性がある.

★好中球減少単独の場合は感染,薬剤,自己免疫疾患が多い.

★薬剤性無顆粒球症は一般内科医での早期発見が重要である.

参考文献

1)Watts RG, et al:Neutropenia. Greer JP, et al(eds):Wintrobe's Clinical Hematology, 12th ed, pp 1527-1547, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2008
2)Baehner RL:Overview of neutropenia, UpToDate, 2011
3)谷憲三郎:好中球減少症,浅野茂隆,池田康夫,内山 卓(編):三輪血液病学,第3版,pp 1293-1298,文光堂,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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