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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻10号

2011年10月発行

文献概要

今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 血液疾患の診断へのアプローチ

高免疫グロブリン血症・低免疫グロブリン血症の鑑別診断

著者: 小西順1 角南一貴1

所属機関: 1岡山医療センター血液内科

ページ範囲:P.1726 - P.1729

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ポイント

★異常高値を示す免疫グロブリンは,血清電気泳動を行い単クローン性と多クローン性に分けて考える.

★多発性骨髄腫,マクログロブリン血症,MGUSでは,免疫グロブリンの選択的著増を示すことが多い.

★多発性骨髄腫では,正常な免疫グロブリンの低下が重要である.

★後天性の低免疫グロブリン血症は,全免疫グロブリンクラスが低下することが多い.

参考文献

1)乾 誠治,阪口薫雄:免疫グロブリン遺伝子とシグナル伝達.大野仁嗣,他(編):三輪血液病学,pp317-328, 文光堂,2006
2)狩野俊和,三森明夫:高γグロブリン血症.診断と治療92:233-240, 2004
3)三輪哲義:M蛋白の評価.Med Pract 22:1365-1347, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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