文献詳細
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
血液疾患の診断へのアプローチ
文献概要
ポイント
★異常高値を示す免疫グロブリンは,血清電気泳動を行い単クローン性と多クローン性に分けて考える.
★多発性骨髄腫,マクログロブリン血症,MGUSでは,免疫グロブリンの選択的著増を示すことが多い.
★多発性骨髄腫では,正常な免疫グロブリンの低下が重要である.
★後天性の低免疫グロブリン血症は,全免疫グロブリンクラスが低下することが多い.
★異常高値を示す免疫グロブリンは,血清電気泳動を行い単クローン性と多クローン性に分けて考える.
★多発性骨髄腫,マクログロブリン血症,MGUSでは,免疫グロブリンの選択的著増を示すことが多い.
★多発性骨髄腫では,正常な免疫グロブリンの低下が重要である.
★後天性の低免疫グロブリン血症は,全免疫グロブリンクラスが低下することが多い.
参考文献
1)乾 誠治,阪口薫雄:免疫グロブリン遺伝子とシグナル伝達.大野仁嗣,他(編):三輪血液病学,pp317-328, 文光堂,2006
2)狩野俊和,三森明夫:高γグロブリン血症.診断と治療92:233-240, 2004
3)三輪哲義:M蛋白の評価.Med Pract 22:1365-1347, 2005
掲載誌情報