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今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 血液疾患の診断へのアプローチ
リンパ節腫脹の鑑別診断
著者: 伊豆津宏二1
所属機関: 1虎の門病院血液内科
ページ範囲:P.1730 - P.1733
文献購入ページに移動★限局性リンパ節腫大では,まず灌流領域の感染・炎症・悪性腫瘍の有無を診察により確認する.
★診察や血液検査などでリンパ節腫大の原因が明らかでない場合は,リンパ節生検の適応を考慮する.
★リンパ節生検のタイミングは,リンパ節の大きさ,増大速度,病変の拡がり方,検査値異常などを参考にして決める.
★リンパ節生検を行う場合には悪性リンパ腫の可能性を考えて,病理検体のほか,生検体を用いてフローサイトメトリー,染色体検査を行う.
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