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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻10号

2011年10月発行

文献概要

今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 専門医へ紹介するタイミング

リンパ腫・多発性骨髄腫の疑い

著者: 鶴見寿1

所属機関: 1岐阜大学医学部附属病院第一内科

ページ範囲:P.1758 - P.1761

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ポイント

★悪性リンパ腫を診断するための生検においては,部位,採取法,検体提出法などについて,事前に専門医と相談する.

★確定診断以前でも,発熱,高LDH上昇,高フェリチン血症を認めたら,直ちに専門医に相談する.

★低悪性度リンパ腫は,積極的な治療を必要とするものばかりではない.

★多発性骨髄腫の治療適応は,症候性骨髄腫である.

参考文献

1)Swerdlow SH, et al(eds):WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, 4th ed, IARC Press, Lyon, 2008
2)日本血液学会,日本リンパ網内系学会(編):造血器腫取扱い規約,金原出版,2010
3)The International Myeloma Working Group:Criteria for the classification of monoclonal gammopathies, multiple myeloma and related disorders;A report of the International Myeloma Working Group. Brit J Haematol 121:749-757, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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