文献詳細
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
専門医へ紹介するタイミング
文献概要
ポイント
★悪性リンパ腫を診断するための生検においては,部位,採取法,検体提出法などについて,事前に専門医と相談する.
★確定診断以前でも,発熱,高LDH上昇,高フェリチン血症を認めたら,直ちに専門医に相談する.
★低悪性度リンパ腫は,積極的な治療を必要とするものばかりではない.
★多発性骨髄腫の治療適応は,症候性骨髄腫である.
★悪性リンパ腫を診断するための生検においては,部位,採取法,検体提出法などについて,事前に専門医と相談する.
★確定診断以前でも,発熱,高LDH上昇,高フェリチン血症を認めたら,直ちに専門医に相談する.
★低悪性度リンパ腫は,積極的な治療を必要とするものばかりではない.
★多発性骨髄腫の治療適応は,症候性骨髄腫である.
参考文献
1)Swerdlow SH, et al(eds):WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, 4th ed, IARC Press, Lyon, 2008
2)日本血液学会,日本リンパ網内系学会(編):造血器腫取扱い規約,金原出版,2010
3)The International Myeloma Working Group:Criteria for the classification of monoclonal gammopathies, multiple myeloma and related disorders;A report of the International Myeloma Working Group. Brit J Haematol 121:749-757, 2003
掲載誌情報