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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻10号

2011年10月発行

文献概要

今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 一般内科医が対応できる血液疾患の治療 【専門医による治療後の経過観察,マネジメント】

骨髄増殖性腫瘍の経過観察・慢性期の治療

著者: 亀田拓郎1 下田和哉1

所属機関: 1宮崎大学医学部消化器血液内科

ページ範囲:P.1781 - P.1784

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ポイント

★CML慢性期の第一選択薬は,チロシンキナーゼ阻害薬である.

★真性多血症(PV),本態性血小板血症(ET)の生命予後は良好であり,治療目標は合併する血栓症の予防である.

★PV,ETの血栓症高リスク群では,アスピリンとハイドロキシウレアによる血栓予防を図る.

参考文献

1)Saglio G, et al:Nilotinib versus imatinib for newly diagnosed chronic myeloid leukemia. N Engl J Med 362:2251-2259, 2010
2)Kantarjian H, et al:Dasatinib versus imatinib in newly diagnosed chronic-phase chronic myeloid leukemia. N Engl J Med 362:2260-2270, 2010
3)Druker BJ, et al:Five-year follow-up of patients receiving imatinib for chronic myeloid leukemia. N Engl J Med 355:2408-2417, 2006
4)Baccarani M, et al:Evolving concepts in the management of chronic myeloid leukemia:recommendations from an expert panel on behalf of the European LeukemiaNet. Blood 108:1809-1820, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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