文献詳細
文献概要
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために 一般内科医が対応できる血液疾患の治療 【薬剤使用時の注意事項】
血液疾患患者に対する薬物投与時の注意
著者: 中世古知昭1
所属機関: 1千葉大学医学部附属病院血液内科
ページ範囲:P.1804 - P.1808
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★発熱性好中球減少症では,NSAIDsの坐剤は肛門周囲膿瘍をきたすので用いない.
★NSAIDsとニューキノロン系抗菌薬との併用で痙攣を起こす可能性がある.
★貧血時には,HbA1c値は糖尿病状態を正しく反映しないため,糖尿病薬の処方に注意が必要である.
★アゾール系抗真菌薬使用時にはトリアゾラムは禁忌である.
★起壊死性抗がん剤は輸液ポンプを用いず,自然落下で投与する.
★発熱性好中球減少症では,NSAIDsの坐剤は肛門周囲膿瘍をきたすので用いない.
★NSAIDsとニューキノロン系抗菌薬との併用で痙攣を起こす可能性がある.
★貧血時には,HbA1c値は糖尿病状態を正しく反映しないため,糖尿病薬の処方に注意が必要である.
★アゾール系抗真菌薬使用時にはトリアゾラムは禁忌である.
★起壊死性抗がん剤は輸液ポンプを用いず,自然落下で投与する.
参考文献
1)日本消化器病学会(編):消化性潰瘍診療ガイドライン,2009
2)丹羽俊朗,他:抗真菌剤の薬物相互作用―薬物代謝酵素に及ぼす影響.薬学雑誌125:795-805, 2005
3)滝口裕一:化学療法剤の血管外漏出対策.腫瘍内科1:233-239, 2007
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