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文献概要
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 循環器疾患
不安定狭心症
著者: 吉野秀朗1
所属機関: 1杏林大学医学部第二内科
ページ範囲:P.53 - P.59
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲不安定狭心症は狭心症の一種ですが,急性心筋梗塞と発症メカニズムが同一であり,心筋梗塞に移行しやすい危険な状態の狭心症です.
▲運動労作の際に発生していた「胸痛」「胸部圧迫感」「締めつけられるような胸部症状」の狭心症症状が,「発作が頻回になった」「持続時間が長くなった」「軽い運動でも発作が起こるようになった」「発作時の症状が強くなった」「ニトログリセリン舌下錠が効かなくなった」「安静時にも症状が出るようになった」など悪化傾向となることが特徴です.
▲不安定狭心症は狭心症の一種ですが,急性心筋梗塞と発症メカニズムが同一であり,心筋梗塞に移行しやすい危険な状態の狭心症です.
▲運動労作の際に発生していた「胸痛」「胸部圧迫感」「締めつけられるような胸部症状」の狭心症症状が,「発作が頻回になった」「持続時間が長くなった」「軽い運動でも発作が起こるようになった」「発作時の症状が強くなった」「ニトログリセリン舌下錠が効かなくなった」「安静時にも症状が出るようになった」など悪化傾向となることが特徴です.
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