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文献概要
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 循環器疾患
心臓神経症
著者: 山沖和秀1
所属機関: 1山王病院内科・循環器内科
ページ範囲:P.90 - P.93
文献購入ページに移動どのような病気でしょうか
▲心臓神経症は,心臓に明らかな病気がないにもかかわらず,心臓が痛い,息苦しい,動悸がひどいなどの症状が出る病気です.
▲症状は,典型的な狭心症や不整脈などとは少し違っていることが特徴ですが,必ずしも症状だけでは診断できません.
▲明らかな心臓病があっても,心臓神経症による発作を合併している場合もあります.
▲若年や中年の女性に多いのですが,男女とも,いずれの年代でも起こることがあります.
▲心臓神経症は,心臓に明らかな病気がないにもかかわらず,心臓が痛い,息苦しい,動悸がひどいなどの症状が出る病気です.
▲症状は,典型的な狭心症や不整脈などとは少し違っていることが特徴ですが,必ずしも症状だけでは診断できません.
▲明らかな心臓病があっても,心臓神経症による発作を合併している場合もあります.
▲若年や中年の女性に多いのですが,男女とも,いずれの年代でも起こることがあります.
参考文献
1)Beitman BD, et al:Atypical or nonanginal chest pain;Panic disorder or coronary artery disease? Arch Intern Med 147:1548-1552, 1987
2)木村勝智,内藤 宏;「急に動悸がしたり,呼吸が苦しくなる人」への対応:プライマリケアで診るパニック障害.医事新報 No. 4543:35-38,2011
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