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特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 呼吸器疾患
非定型肺炎
著者: 石川博一1 大塚盛男2
所属機関: 1筑波メディカルセンター病院呼吸器内科 2筑波大学人間総合科学研究科呼吸器内科
ページ範囲:P.130 - P.132
文献購入ページに移動▲非定型肺炎は,肺炎球菌に代表される細菌性肺炎と違い,乾性咳嗽(空咳)が強くβラクタム系抗菌薬の効果がないなどの特徴があります.
▲通常の細菌性肺炎に対する抗菌薬が効果のない場合,非定型肺炎を疑う必要があります.
▲非定型肺炎の多くを占めるマイコプラズマ肺炎,クラミドフィラ・ニューモニエ肺炎は頑固な咳が出ることが特徴です.非定型肺炎全体では呼吸器以外の症状(頭痛,全身倦怠感など)も目立ちます.
▲感染経路は原因菌の違いによりヒトからヒトへの感染と温泉などの環境からの感染に分けられます.
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