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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患

急性胃炎・急性胃粘膜病変

著者: 村上賢治1 城卓志1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学

ページ範囲:P.192 - P.194

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どのような病気なのでしょうか

▲急性胃炎とは,胃粘膜に急性炎症を起こした状態です.胃部不快感などを伴い内視鏡的には発赤・浮腫・出血を認めるものを指します.

▲急性胃粘膜病変(AGML)とは,胃や十二指腸に出血・びらん・潰瘍がしばしば混在的に生じて,急激な上腹部痛や消化管出血を起こす病気です.

▲原因として薬剤性が多く,それを除去することで治癒します.

参考文献

1)木村 健,他:胃炎の診断基準・病型分類.内科55:1052-1057, 1985
2)竹本忠良:急性胃粘膜病変.第72回日本消化器病学会特別講演,1986
3)瀧澤 初,斎藤大三:急性胃炎・慢性胃炎.総合臨牀56(増刊号):1075-1081, 2007
4)岡崎幸紀,他:AGMLの内視鏡診断.消内視鏡17:1377-1384, 2005
5)今村哲理,他:急性胃十二指腸粘膜病変.胃と腸40(増刊号):558-562, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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