文献詳細
文献概要
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患
胃癌
著者: 中田浩二1 柏木秀幸1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学消化管外科
ページ範囲:P.210 - P.213
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲胃粘膜上皮から発生した癌腫をさし,組織型はほとんどが腺癌です.広義にはそれ以外の組織から発生した悪性腫瘍(GIST,悪性リンパ腫など)も含みます.
▲日本人が最も罹りやすい癌です.
▲早期癌ではそれ自体による症状はなく,健診や人間ドッグまたは随伴する慢性胃炎の症状(胃もたれ,胃部痛)で検査を受けた際に発見されます.
▲進行癌では出血による吐・下血や貧血,狭窄または閉塞による腹部症状,転移などで診断されることもあります.
▲胃粘膜上皮から発生した癌腫をさし,組織型はほとんどが腺癌です.広義にはそれ以外の組織から発生した悪性腫瘍(GIST,悪性リンパ腫など)も含みます.
▲日本人が最も罹りやすい癌です.
▲早期癌ではそれ自体による症状はなく,健診や人間ドッグまたは随伴する慢性胃炎の症状(胃もたれ,胃部痛)で検査を受けた際に発見されます.
▲進行癌では出血による吐・下血や貧血,狭窄または閉塞による腹部症状,転移などで診断されることもあります.
参考文献
1)厚生労働省大臣官房統計情報部:人口動態統計
2)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン 医師用2010年10月改訂,第3版,金原出版,2010
3)Sakuramoto S, et al:Adjuvant chemotherapy for gastric cancer with S-1, an oral fluoropyrimidine. N Engl J Med 357:1810-1820, 2007
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