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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患

胃癌

著者: 中田浩二1 柏木秀幸1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学消化管外科

ページ範囲:P.210 - P.213

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どのような病気なのでしょうか

▲胃粘膜上皮から発生した癌腫をさし,組織型はほとんどが腺癌です.広義にはそれ以外の組織から発生した悪性腫瘍(GIST,悪性リンパ腫など)も含みます.

▲日本人が最も罹りやすい癌です.

▲早期癌ではそれ自体による症状はなく,健診や人間ドッグまたは随伴する慢性胃炎の症状(胃もたれ,胃部痛)で検査を受けた際に発見されます.

▲進行癌では出血による吐・下血や貧血,狭窄または閉塞による腹部症状,転移などで診断されることもあります.

参考文献

1)厚生労働省大臣官房統計情報部:人口動態統計
2)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン 医師用2010年10月改訂,第3版,金原出版,2010
3)Sakuramoto S, et al:Adjuvant chemotherapy for gastric cancer with S-1, an oral fluoropyrimidine. N Engl J Med 357:1810-1820, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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