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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患

大腸憩室症

著者: 水城啓1

所属機関: 1けいゆう病院内科

ページ範囲:P.240 - P.243

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どのような病気なのでしょうか

▲大腸憩室とは大腸壁の抵抗減弱部分にみられる囊状の突出です.

▲加齢や繊維の少ない食生活,腸管の運動異常などが発症に関連しているといわれています.

▲わが国では大腸憩室の7割が右側結腸(盲腸から上行結腸)にみられます.

▲憩室症だけでは無症候性のことも多く,臨床上問題となるのは憩室炎や憩室出血などの合併症をきたしたときです.

参考文献

1)Jensen DM, et al:Urgent colonoscopy for the diagnosis and treatment of sever diverticular hemorrhage. N Engl J Med 342:78-82, 2000
2)Aldoori W, Ryan-Harshman M:Preventing diverticular disease. Review of recent evidence on high-fibre diets. Can Fam Physician 48:1632-1637, 2002
3)Mizuki A, et al:The out-patient management of patients with acute mild-to-moderate colonic diverticulitis. Aliment Pharmacol Ther 21:889-897, 2005
4)水城 啓,永田博司:大腸憩室症,憩室炎,憩室出血,幕内雅敏,菅野健太郎,工藤正俊(編):今日の消化器疾患治療指針,第3版,pp497-500,医学書院,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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