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文献概要
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患
急性肝炎
著者: 岡村郁恵1 箱崎幸也1
所属機関: 1自衛隊中央病院内科
ページ範囲:P.254 - P.257
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲何らかの原因で肝臓に急性に炎症が生じ,発熱,黄疸,倦怠感や食欲低下などの症状をきたします.
▲A型・B型肝炎ウイルスによる急性肝炎が多いのですが,薬物性肝障害や自己免疫性肝炎も原因となります.
▲肝臓は再生能力の高い臓器であり,基本的には安静で自然に治癒する病気です.
▲A型急性肝炎では10~15%に遷延化,B型急性肝炎のジェノタイプAでは約20%に慢性化がみられます.
▲何らかの原因で肝臓に急性に炎症が生じ,発熱,黄疸,倦怠感や食欲低下などの症状をきたします.
▲A型・B型肝炎ウイルスによる急性肝炎が多いのですが,薬物性肝障害や自己免疫性肝炎も原因となります.
▲肝臓は再生能力の高い臓器であり,基本的には安静で自然に治癒する病気です.
▲A型急性肝炎では10~15%に遷延化,B型急性肝炎のジェノタイプAでは約20%に慢性化がみられます.
参考文献
1)American Gastroenterological Association:American Gastroenterological Association medical position statement;Evaluation of liver chemistry tests. Gastroenterology 123:1364-1366, 2002
2)Sherlock S:Diseases of the Liver and Biliary System, pp 230-235, Blackwell Scientific Publications, London, 1980
3)箱崎幸也,他:肝炎・肝硬変―ガイドライン外来診療,pp 158-176,日経メディカル開発,2011
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