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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患

急性肝炎

著者: 岡村郁恵1 箱崎幸也1

所属機関: 1自衛隊中央病院内科

ページ範囲:P.254 - P.257

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どのような病気なのでしょうか

▲何らかの原因で肝臓に急性に炎症が生じ,発熱,黄疸,倦怠感や食欲低下などの症状をきたします.

▲A型・B型肝炎ウイルスによる急性肝炎が多いのですが,薬物性肝障害や自己免疫性肝炎も原因となります.

▲肝臓は再生能力の高い臓器であり,基本的には安静で自然に治癒する病気です.

▲A型急性肝炎では10~15%に遷延化,B型急性肝炎のジェノタイプAでは約20%に慢性化がみられます.

参考文献

1)American Gastroenterological Association:American Gastroenterological Association medical position statement;Evaluation of liver chemistry tests. Gastroenterology 123:1364-1366, 2002
2)Sherlock S:Diseases of the Liver and Biliary System, pp 230-235, Blackwell Scientific Publications, London, 1980
3)箱崎幸也,他:肝炎・肝硬変―ガイドライン外来診療,pp 158-176,日経メディカル開発,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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