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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 消化器疾患

無症候性胆石症・胆囊ポリープ

著者: 大屋敏秀1 田妻進2

所属機関: 1中国労災病院消化器内科 2広島大学病院総合内科・総合診療科

ページ範囲:P.298 - P.301

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どのような病気なのでしょうか

▲無症候性胆石症とは,胆囊内に結石が形成されていますが,腹痛,嘔気,嘔吐,背部痛などの胆石症状を認めない病態です.

▲胆囊ポリープとは,胆囊粘膜にポリープができた状態です.ポリープを形成する組織成分により経過観察する場合から手術を要する場合まで治療法はさまざまです.

参考文献

1)日本消化器病学会(編):胆石症診療ガイドライン,南江堂,2009
2)大屋敏秀,田妻 進:肝機能異常と胆石・胆囊炎.診断と治療98:819-824,2010
3)Tomida S, et al:Long-term ursodeoxycholic acid therapy is associated with reduced risk of biliary pain and acute cholecystitis in patients with gallbladder stones;A cohort analysis. Hepatology 30:6-13, 1999
4)大屋敏秀,田妻 進:肥満と消化器疾患.日本消化器病学会(編):肥満と胆石,pp 159-168,金原出版,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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