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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 神経・筋疾患

パーキンソン病

著者: 成田有吾1

所属機関: 1三重大学医学部看護学科

ページ範囲:P.391 - P.394

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どのような病気なのでしょうか

▲パーキンソン病とは,脳の特定の神経細胞が衰弱して減るために引き起こされる病気です.

▲特徴的な症状としては,ふるえたり,筋肉が硬くなったり,動作が遅くなったり,バランスを崩して転びやすくなったりします.表情が硬い,早口の小声,小刻みな前のめりの歩き方なども特徴的な症状です.このような,いわゆる運動症状と呼ばれるものには,抗パーキンソン病薬がよく効きます.

▲ゆっくりと症状が進行していくものの,薬によって症状をコントロールすることで,ふつうの人と変わらない生活を送ることができます.

参考文献

1)日本神経学会Parkinson病治療ガイドライン改訂・作成合同小委員会:Parkinson病治療ガイドライン2011,医学書院,2011
2)鈴木則宏,他:Parkinson病治療―New Standardsドパミンアゴニスト.Clin Neurosci 29:502-595, 2011
3)厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業 神経変性疾患に関する調査研究班:Parkinson病と関連疾患(進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症)の療養の手引き,http://plaza.umin.ac.jp/neuro/files/inside/tebiki/tebiki.pdf(accessed 5th May, 2011)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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