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特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 血液・造血器疾患
自己免疫性溶血性貧血
著者: 伊藤良和1 大屋敷一馬1
所属機関: 1東京医科大学血液内科
ページ範囲:P.410 - P.413
文献購入ページに移動▲全身の細胞に酸素を運ぶ赤血球が,本来の寿命より早く壊れる病気です.
▲赤血球を造る能力が壊れる速度に追いつかないと貧血になり,だるさ,息切れ,動悸などの症状が出ます.また,壊れた赤血球により黄疸となります.
▲一番多いタイプでは副腎皮質ステロイドがよく効きます.しかし,薬剤減量に伴う悪化もみられ,病気が一生続くことが珍しくありません.
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