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特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 血液・造血器疾患
骨髄異形成症候群
著者: 岡村精一1
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構九州医療センター血液内科
ページ範囲:P.427 - P.430
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲骨髄にある血液を造る元の細胞が変異して,それから形の変な(異形成)異常な血液細胞が造られて逆に正常な細胞が少なくなる病気です.
▲症状や病気の進展状況や死亡率などの臨床的側面は不均一です.そのため,治療法とも関連して詳細な分類が作られています.病名だけでなく,分類(病型)まで診断しておく必要があります.
▲血球減少の進行はさまざまで,一部は急性骨髄性白血病に進行するものもありますが,白血球減少による感染症.血小板減少による出血などで生命に危険があることもあります.
▲高齢者を中心に患者数は増加傾向にあります.
▲骨髄にある血液を造る元の細胞が変異して,それから形の変な(異形成)異常な血液細胞が造られて逆に正常な細胞が少なくなる病気です.
▲症状や病気の進展状況や死亡率などの臨床的側面は不均一です.そのため,治療法とも関連して詳細な分類が作られています.病名だけでなく,分類(病型)まで診断しておく必要があります.
▲血球減少の進行はさまざまで,一部は急性骨髄性白血病に進行するものもありますが,白血球減少による感染症.血小板減少による出血などで生命に危険があることもあります.
▲高齢者を中心に患者数は増加傾向にあります.
参考文献
1)Brunning R, et al:Myelodysplastic syndromes/neoplasmas;Overview. Swerdlow SH, et al(eds):WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, pp88-93, IARC Press, Lyon, 2008
2)Greenberg P, et al:International scoring system for evaluating prognosis in myelodysplastic syndromes. Blood 89:2079-2088, 1997(Erratum, Blood 91:1100, 1998)
3)List A, et al:Lenalidamide in the myelodysplastic syndrome with chromosome 5q deletion. N Engl J Med 355:1456-1465, 2006
4)Fenaux P, et al:Efficacy of azacitidine compared with that of conventional care regimens in the treatment of high risk myelodysplastic syndromes;A randomized open-label, phase III study. Lancet Oncol 10:223-232, 2009
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