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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 代謝・栄養障害

高尿酸血症と痛風

著者: 山﨑知行1 冨田晃司1 中島弘1

所属機関: 1大阪府立成人病センター臨床検査科

ページ範囲:P.455 - P.458

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どのような病気なのでしょうか

▲高尿酸血症は,体質(遺伝的背景)や肥満,メタボリックシンドロームなどにより血液中の尿酸が増加する状態です.

▲放置すると関節や皮膚,腎臓などに尿酸の結晶が蓄積し,さまざまな臓器障害を起こすことがあります.

▲痛風は,高尿酸血症により関節に蓄積した尿酸の結晶がきっかけとなって強い痛みを伴う関節炎を起こす病気です.

▲高尿酸血症を治療しなければ何度も再発を繰り返します.

参考文献

1)高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂委員会(編):高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版,メディカルレビュー社,2010
2)肥満症治療ガイドライン作成委員会(編):肥満症治療ガイドライン2006,日本肥満学会,2006
3)山﨑知行,他:尿酸.日臨67(Suppl 8):654-657, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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