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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 内分泌疾患

更年期障害

著者: 山田正代1 鎌田正晴1 苛原稔2

所属機関: 1健康保険鳴門病院産婦人科 2徳島大学病院産科婦人科

ページ範囲:P.489 - P.492

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どのような病気なのでしょうか

▲閉経前後の45~55歳頃に,ほてりや発汗,頭痛,不眠,憂うつ感,イライラ感などの多彩な症状を示す症候群です.

▲加齢に伴って,女性ホルモンであるエストロゲンが出なくなることによる変化がさまざまな症状を引き起こしますが,この年代における対人関係や家族関係など心因的な要素も大いに関係します.

▲症状の程度に個人差がありますが,重症化すると日常生活にも支障をきたすことがあり,十分なカウンセリングを行ったうえで,症状に応じた治療を行うことが必要です.

参考文献

1)武谷雄二(編):新女性医学大系21.更年期・老年期医学,中山書店,2001
2)太田博明:更年期障害,産婦の実際56:1657-1661, 2007
3)若槻明彦:婦人科疾患の診断・治療・管理,更年期障害,日産婦誌61:238-245, 2009
4)日本更年期医学会(編):更年期医療ガイドブック,金原出版,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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