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特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 感染症
インフルエンザ
著者: 菅谷憲夫1
所属機関: 1けいゆう病院小児科
ページ範囲:P.534 - P.537
文献購入ページに移動▲インフルエンザウイルスによる感染症です.突然の高熱から始まり,咽頭痛,頭痛,関節痛,倦怠感など全身症状が強いのが特徴です.2~3日で解熱し,その頃から鼻漏,咳嗽など呼吸器症状が目立ってきます.
▲健康成人では1~2週間で回復しますが,高齢者などや基礎疾患をもつ人は,肺炎を起こしやすいので注意が必要です.
▲予防にはインフルエンザワクチンを流行前に接種することが有効です.発病したら,早期にノイラミニダーゼ阻害薬で治療することが大切です.
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