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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 感染症

インフルエンザ

著者: 菅谷憲夫1

所属機関: 1けいゆう病院小児科

ページ範囲:P.534 - P.537

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どのような病気なのでしょうか

▲インフルエンザウイルスによる感染症です.突然の高熱から始まり,咽頭痛,頭痛,関節痛,倦怠感など全身症状が強いのが特徴です.2~3日で解熱し,その頃から鼻漏,咳嗽など呼吸器症状が目立ってきます.

▲健康成人では1~2週間で回復しますが,高齢者などや基礎疾患をもつ人は,肺炎を起こしやすいので注意が必要です.

▲予防にはインフルエンザワクチンを流行前に接種することが有効です.発病したら,早期にノイラミニダーゼ阻害薬で治療することが大切です.

参考文献

1)Fiore AE, et al:Prevention and control of influenza with vaccines;Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices(ACIP), 2010. MMWR Recomm Rep 59(RR-8):1-62, 2010
2)Fiore AE, et al:Antiviral agents for the treatment and chemoprophylaxis of influenza;Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices(ACIP). MMWR Recomm Rep 60:1-24, 2011
3)Bautista E, et al:Clinical aspects of pandemic 2009 influenza A(H1N1)virus infection. N Engl J Med 362:1708-1719, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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