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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 感染症

連鎖球菌感染症(肺炎球菌感染症)

著者: 中村春香1 本郷偉元1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院感染症科

ページ範囲:P.546 - P.548

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どのような病気なのでしょうか

▲肺炎球菌という細菌が体の中に侵入して感染症を起こしています.

▲頻度が高いものは肺炎です.菌血症(血液の中に細菌が入る)や中枢神経の感染症を起こすこともあります.

▲高齢者や喫煙者,癌などの病気があると肺炎球菌に感染しやすくなりますが,健康な方もかかることがあります.

▲早期の正しい診断と抗菌薬による治療により治ることがほとんどです.

参考文献

1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル,第2版,医学書院,2008
2)Mandell LA, et al:Infectious Diseases Society of America/American Thoracic Society consensus guidelines on the management of community-acquired pneumonia in adults. Clin Infect Dis 44(Suppl 2):S27-72, 2007
3)舘田一博:免疫クロマトグラフィー法による肺炎球菌尿中抗原検査.モダンメディア51:129-132, 2005
4)Centers for Disease Control and Prevention(CDC):Updated Recommendations for Prevention of Invasive Pneumococcal Disease Among Adults Using the 23-Valent Pneumococcal Polysaccharide Vaccine(PPSV23). MMWR Morb Mortal Wkly Rep 59:1102, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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