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特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 皮膚疾患
薬疹
著者: 塩原哲夫1
所属機関: 1杏林大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.618 - P.620
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲ある限られた薬剤に対してのみアレルギー反応を起こし,皮膚が炎症を起こす病気です.
▲皮疹を見ただけで薬疹と診断できることは少なく,むしろいろいろな皮膚疾患に似た症状を起こします.
▲軽い場合は原因薬剤の中止のみで治りますが,重症薬疹では中止しただけでは治らず重篤化し,しばしば死につながることもあります.
▲ある限られた薬剤に対してのみアレルギー反応を起こし,皮膚が炎症を起こす病気です.
▲皮疹を見ただけで薬疹と診断できることは少なく,むしろいろいろな皮膚疾患に似た症状を起こします.
▲軽い場合は原因薬剤の中止のみで治りますが,重症薬疹では中止しただけでは治らず重篤化し,しばしば死につながることもあります.
参考文献
1)McComack M, et al:HLA-A*3101 and carbamazepine-induced hypersensitivity reactions in Europeans. N Engl J Med 364:1134-1143, 2011
2)Kano Y, et al:Utility of the lymphocyte transformation test in the diagnosis of drug sensitivity;Dependence on its timing and the type of drug eruption. Allergy 62:1439-1444, 2007
3)Narita YM, et al:Efficacy of plasmapheresis for the treatment of severe toxic epidermal necrolysis;Is cytokine expression analysis useful in predicting its therapeutic efficacy? J Dermatol 38:236-245, 2011
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