文献詳細
文献概要
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 皮膚疾患
尋常性ざ瘡
著者: 谷岡未樹1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚科学
ページ範囲:P.621 - P.623
文献購入ページに移動どのような病気なのでしょうか
▲思春期から多かれ少なかれすべての人に発症する疾患です.
▲再燃と緩解(よくなったり悪くなったり)を繰り返す慢性炎症性皮膚疾患です.
▲病態として皮脂の過剰分泌による毛穴のつまり(面皰)と,つまった毛穴でのニキビ菌の増殖による炎症の惹起を繰り返していると考えられています.
▲毛穴での炎症が真皮内(毛穴の外)に波及すると瘢痕(ニキビ痕)を残しますので,そうなる前に炎症を抑えることが重要です.
▲思春期から多かれ少なかれすべての人に発症する疾患です.
▲再燃と緩解(よくなったり悪くなったり)を繰り返す慢性炎症性皮膚疾患です.
▲病態として皮脂の過剰分泌による毛穴のつまり(面皰)と,つまった毛穴でのニキビ菌の増殖による炎症の惹起を繰り返していると考えられています.
▲毛穴での炎症が真皮内(毛穴の外)に波及すると瘢痕(ニキビ痕)を残しますので,そうなる前に炎症を抑えることが重要です.
参考文献
1)林 伸和,他:尋常性ざ瘡治療ガイドライン.日皮会誌118:1893-1923, 2008
2)Gollnick H, et al:Management of acne;A report from a global alliance to improve outcomes in acne. J Am Acad Dermatol 49:S1-37, 2003
3)Thiboutot D, et al:New insights into the management of acne;An update from the global alliance to improve outcomes in acne group. J Am Acad Dermatol 60:S1-50, 2009
4)谷岡未樹:アダパレンの薬理作用とざ瘡に対する臨床効果.Aesthe Derma 19:21-30, 2009
掲載誌情報